公園口が見つからない。

　ダリを友達と見に行った。上野に行ったのはとても久しぶりだと思う。
　平日の夕方だったからそこまで混んでいなかった。CMとかを見てる限り、スケールがデカイ展覧会だと思ってたけど、そうでもなかった。
　ダリは様々なタイプの絵を描く人だった。フニャフニャの時計のイメージが強かったから、普通の人物画とかは何だか新鮮だった。確か、フロイト的思考のなんちゃらみたいな題名の難しそうな絵があって、そもそもフロイト的思考ってイマイチよくわからないよって思ってしまった。フロイトって言ったら無意識。僕が持つ知識はこれだけ。ダリの絵は何だか良くわからないけど、そもそも理解しようとするようなものでもないのかもしれない。何だコレ？って思わせるところが、こーゆー事かもしれないという無限の解釈を観る人に与えちゃいそうなところが凄いのかも。
　会場を出る最後の所にガチャガチャが置いてある。１０種類の缶バッジのガチャガチャ。今回の展覧会のサポーターを務める爆笑問題が絡んだ缶バッジ。何故かぴかりとたなチューの缶バッジもある。ダリに関係ない。１０種類ある中でひと際異彩を放っていたのは、田中裕二の缶バッジだ。スポーツ新聞に載るような丸枠の写真、アレを缶バッジにした感じ。ダリと全く関係ない。普通の田中裕二。太田光は髭つけたりしてダリ風になってるのに。無理やり１０種類にしなくても良かったと思う。田中裕二の缶バッジが全体の８割くらいを占めてたら笑える。それにしてもガチャガチャなのかガチャポンなのかガシャポンなのかガチャピンなのか。
　ダリを見終えて、上野から千駄ヶ谷へ。久しぶりのサッカー観戦。自由席は人があんまりいなくて良かった。しかしあまりに寒い＆お腹が減ったので前半だけ見てよしとした。なかなか贅沢だ。
　国立から渋谷まで歩く。昨日のフットサルのせいで右足の股関節がとても痛い。昨日より痛みが増してる。当分サッカーをしたくないと思わせるのに十分な痛さだった。それでも歩くのは好きだから歩く。ファッション業界事情をいろいろ教えてもらった。そして、古着の方が良いなと思った。今年の冬も僕はみんなから「寒そう」と言われるのだろう。みんな、上着を僕にくれていいんですよ。僕はもらい物の方がしっくりくるんです。
　そしてご飯。渋谷はいつだって日曜日みたいだ。ひとひとひと。エイヒレが美味しいらしいということでエイヒレ。仕方なく美味い。マヨネーズのおかげなのかどうかわからないけど。いろいろ食べた気がしたけど、アレがあったから思ったより安かった。
　家に帰って気づいた事。ペンパルズについて、シンバルズと勘違いしながら話していたという事。これは結構大変な事だ。全然違うじゃん、ペンパルとシンバル。