必修科目漏れの問題。

 最近ニュースを賑わせている、必修漏れの問題。
 これってやっぱり「無駄をなくして効率的に」っていう社会の流れの現れだと思う。「受験に必要ないならやる必要ないじゃん」っていう考え方。受験に必要のない科目は無駄なのね。
 もうちょっと「無駄なこと」を大切にすべきだと思う。無駄だと思われてる事も案外、無駄じゃないはず。
 今回の問題で言うと、例えば世界史。受験で使わないとしても、とりあえず世界の歴史を大雑把に横軸で捉える事ができる時間なんて、高校の世界史の時間くらいしかないわけで、その意味でも高校の世界史はとても貴重だと思う。
 こんなこといいながら、世界史の授業の時間はわりと寝ちゃったりしたんだけど。説得力ねーな。