ジャック・ケルアック/孤独な旅人

孤独な旅人
 放浪生活の短編集。
 詩を読んでいる気分になった。正直読みづらかった。つまらないわけでは全然無いのだけれど。
 山火事監視員っていう仕事があるなんて初めて知った。一人で山火事が起こってないか延々と監視する。仕事の期間中は誰とも会わない。文字通り孤独な仕事だ。本当の孤独とはどのようなものなんだろう。本当の孤独と言うものを自分は今まで一度も体験したことが無いと思う。「本当の孤独」という世界があるのならば、それはどんな世界なのか興味がある。