喫茶店学

Bam-be2006-11-11

 数年前に池袋コミュニティカレッジで行われていた伝説の講座、ホーリーとヌートピアによるカフェロジィが一日限定復活ってことで鎌倉に行ってきた。当時の事は全く知らないのに、行ってきた。だって面白そうじゃん。これもブラジル音楽に興味を持ったおかげ。
 行ってみると「久しぶりー」の声が飛び交ってる。ちょっと同窓会っぽい。そして女子率、めちゃ高い。そんな雰囲気の中で中途半端な席に座る、僕たち。
 こんなアウェイな感じの中で話しを聞いたわけだけど、とても楽しかった。堀内さん(ホーリー)はとてもカッコ良い。雰囲気とか。そしてとても面白い。沼田さん(ヌートピア)へのツッコミとか。沼田さんは、とてもとても素晴らしいことをサラッと言うことができるステキなオジ様。「初めて行く喫茶店のドアを開けるまでって永遠なんですよ」(かなり不正確)みたいな発言はグッときたな。あのドキドキ感は確かに永遠だ。「真実と本当のことは違うからね」って言い出して、結局話すのやめちゃったのは残念だったな〜。聞きたかった。
 2人の会話は微妙にズレていたりして、そこがまた魅力的だった。ちょっとズレてるくらいの方が調子いいときってのは多々あると思う。喫茶店学だからと言って、喫茶店の話ばっかするのではなくて、もうそれはそれはあらゆる方向に話は展開されちゃう。喫茶店のドアを開けると、そこには文化なり音楽なり哲学なりいろいろなものが詰まってるわけだ。良いな〜、喫茶店。カフェじゃなくて、喫茶店
 最近はカフェが喫茶店化してるそうです。喫茶店っぽいカフェ。わかるようなわからないようなですけど、まぁそういうことらしいです。個人的には僕みたいなヤツでも受け入れてくれるお店なら、どこでも最高です。
 学校の近くの喫茶店の話も少しだけ出てきて、今度行ったときは沼田さんを思い出したいと思います。ハンバーグかなんかを食べながら。
 すぐに終了時刻になってしまって、もっともっと聞いていたいなという感じだった。きっととても面白い講座だったんだと確信。通ってた人が羨ましいな〜。とても楽しかったです。
 会場を出て、夜ご飯を食べようと駅前に出るも、なかなか開いているところが無い。マックしかない。何となくマックボイコットしてたのに、あっさりダブルチーズバーガーを食べちゃいました。久しぶりに食べると悔しいけど、「美味しい〜」って思っちゃう。コーラも一口目だけは「とても良い」と思う。
 こんな感じで良い土曜の夜。