アメリカン・スプレンダー

アメリカン・スプレンダー
 大分前に友達と映画館で見た映画。アノ頃に戻りたいわ。(笑)テレビでやってたから見ちゃった。
 コミック作家、ハービー・ピーカーの物語。コミックのイラストやハービー・ピーカー本人が出てきたりして、その本人が映画のことを話したりしていて、現実と物語が不思議に混ざり合い独特のリズムを生んでいて面白い。
 ハービー・ピーカーはジャズ評論家で、音楽は彼が担当。とても良い。ゆったりとしたリズムのジャズをバックにハービーが閑散とした冬の街をポケットに手を入れながら歩いている、ただそれだけのシーンがラストにあるが、そこがとても良かった。画と音楽、そして見ている自分の気持ちが調和しているように感じて。
 作画を担当してるのはロバート・クラムで、また最近読んだ本と繋がったのでちょっと楽しい。