BETO CALETTI JAPAN TOUR2006

 ブラジル人よりブラジリア〜ンなアルゼンチン人、BETO CALETTIのライブ。
 予約が遅くて立ち見になっちゃったけど、結果的には立ち見のほうが良かった。初めて飲むブラジルのカクテル、カイピリーニャを片手にMPBを聴くのは最高。カイピリーニャ、美味しかった〜。
 知ってた曲も初めて聴いた曲も全部良かった。本当、雰囲気が良かった。ゲストにパーカッショニストの源之新さんとハーモニカのmatsumonicaさん。みんな思わず笑顔になり体を揺らしてしまう感じ。大満足。一曲終わるごとに笑みを浮かべながら「ありがとう、どうもありがとう」って言って、恥ずかしそうにお辞儀するBETO CALETTIの虜になってしまいました。
 安井源之新、この人は凄いです。昨日のライブで一番盛り上がったのはこの人のパンデイロのソロだったかも。最早何をやっているのかわからないけど、とにかく度肝を抜かれた。聴いている人達の抑えきれない興奮がライブハウスを包んだ。この感じって、音楽を生で聴く醍醐味のひとつだと思う。
 ライブ中、自分の言ってる事が伝わってるか気にしてたBETO CALETTIに、ライブ後「日本語上手ですね」って言ったら、「ギター弾くよりも歌うよりも日本語は難しいよ」って笑顔で答えてくれた。日本語を話せる人はいくらでもいるけど、あんなギターテクニックと優しい声を持った人は世界にも数えるほどしかいないのではないか。まさにgift。
 Filoが源之新さんと一緒に録音したFtoGってアルバムを今、探してるんだけど源之新さんも持っていないらしい。そんな事ってあるの?再発するように動いているみたいなのでぜひとも再発して欲しいです。源之新さんはとても気さくで楽しい人だった。これからフラッシュを焚いて撮る写真は「ひかりもの」と呼ぶ事にする。
 最高のライブだった。もう一回見に行きたい。23日に行ければもう一回行きたいくらい。いや〜本当に見に行って良かった。