坂口安吾/堕落論
天皇制に対する考え方とか、今読んでもとても刺激的なことがいっぱい書いてある。なんか歴史を勉強した気分になる。高校生の世界史なんかよりずっと面白く。どんなものも切り込み方次第で面白くなるもんだ。
「疑う」って事はとても大事なことなんだと思う。坂口安吾も太田光も、いろいろ疑っている。だから面白いんだな、きっと。当たり前だと思われていることを疑うことは容易ではない。「疑う」ってのは結構難しい。疑うということは考えるということで、それは自分のフィルターを通して意見を持つということになる。ということで疑う力をアップしていきたいです。ただただ疑ってばかりではイヤな奴になるだけなので、そこら辺は注意しつつ。
こーゆー気付きを与えてくれる本は大好きです。