ワールドカップ雑感

 コートジボワールは敗退が決定してしまったけど、魅力的なチームであったことは確か。特別ルールであそこのグループは3チーム決勝トーナメント進出可能にしてほしいくらい。オランダとの一戦では内容的に圧倒していた。素早いパスワーク、体のしなやかさは見事だった。ただオランダの方が多く点を取った。だからオランダが勝った。結果が全てということだけど、今大会のコートジボワールは強烈な印象を世界中に与えた気がする。同様にガーナもチェコ相手に素晴らしい試合をしていたと思う。どちらもアフリカのチーム。身体能力ばかりが注目されるけど、実はパス回しもとてもうまいんだなと。ワールドカップをアフリカ勢が制する日もそう遠くないのかもしれない。
 あとトリニダード・トバゴは気になる。あの戦い方。あの頑張り。イングランド戦だって惜しかった。とにかく点を取られないようにという姿勢。ほんの数回訪れるカウンターでのチャンスで1点を取れればかなり面白いんだけど。何故だか守っている選手の姿がとてもカッコ良く見える。とても応援したくなるチームだ。
 ミドルシュートというのは今大会のポイントだと思うけど、日本のミドルシュート能力って他国と比べて明らかに低いと思うのは僕だけか。ボールにのる重さのようなものが全然違う気がする。